【米津玄師】フローライトの歌詞の意味を解釈・考察

2018年6月28日

こんにちは、米津玄師オフ会”ぼっち会”の中の人(@yonedu_bochi)です!

 

鉱石の名前がつけられたこの楽曲、あまり意味がよく読み取れないという人もいるのではないでしょうか?

そこで今回はフローライトの歌詞を徹底解釈していこうと思います!

 

フローライトの曲にまつわる情報

フローライトは、米津玄師さんの3rdアルバム「Bremen」の2曲目に収録されているアルバム曲です。


Bremen [通常盤][CD] / 米津玄師

フローライトは鉱石の名前で、パワーストーンとして有名な石です。日本語では蛍石とも呼ばれ、なんでも暗闇の中で火をくべると光り出すのだとか…。

PVのサムネイルがまさにこのフローライトを握る手になっていますよね。

フローライトのPV

公式PVはこちら!

米津さんが「かいじゅうずかん」で書いた赤いキャラクターや小さい子どもたちと身長がめちゃめちゃ高い米津さんの構図の可愛さに、思わずほっこりして癒されること間違いなしなPVとなっています!

ちなみにこのキャラクターは「子連れ毛玉」という名前のキャラクターだそうで、2016年のTOUR「はうる」でフィギュアも発売されたそうです。

米津ファンなら買ってSNSに上げたらめっちゃいいねやRTされそうですね!


米津玄師 2016 TOUR はうる 公式グッズ かいじゅうずかんフィギュア 子連れ毛玉

 

このPVは、米津さんのPV史上でも多分一番ほのぼのしてて含みの少ない平穏なPVとなっているように個人的には思っています。。

ちなみにフローライトで米津さんが持っている赤いギターは「ES-335 Wine Red」というセミアコですね。

詳しくは他記事で米津さんの使用楽器・機材をまとめたものがあるので、ぜひチェックしてみてください!

フローライトのギターコード

コードはU-フレットにありましたのでこちらからチェックしてみてください。

http://www.ufret.jp/song.php?data=27322

G,A,Bm7,Dという王道のコード進行を中心に進められていくので、「恋と病熱」なんかと少し似ていますね。

コード的にはそんなに難しいコードはないのでギター初心者の人にもオススメな曲ではあるのですが、こちらの曲はとにかく右手のブラッシングが難しいので、まずはゆっくり弾いて段々と速くストロークしてみてください!

こちらの弾き語り動画は1フレットにカポをつけて弾いていますが、ギターの刻み方的には非常に参考になるので弾き語りを考えている人はぜひ見てみてくださいね!

フローライトのインタビュー記事

そして、インタビュー記事はこちら!

フローライトはPVが作られたにもかかわらずそこまで大きな話題に上がることもなかったのか、インタビュー記事がほとんどありませんでした。。

なので今回は、アルバム「Bremen」のインタビュー記事の中で少し出てきている部分をチェックしてみてくださいませ!

・ナタリーミュージック

http://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi07

フローライトの歌詞の意味を解釈・考察

フローライトは、端的に言ってしまえば「友情の歌」です。

フローライトのお守りをキーワードに、主人公とその親友の別れと決意のストーリーがこの曲の中では描かれています。

PVの雰囲気からも、この曲は普段の米津節のような少し暗めだったりネガティブさのある美しい表現ではなく、とてもまっすぐでポップな誰でも聴きやすい曲となっています。

それでは、早速歌詞の解釈を進めていきましょう。

フローライト_1番Aメロ前半歌詞の意味・解釈

君が街を発つ前の日に 僕にくれたお守り

それが今も輝いたまま 君は旅に出ていった

今は何処で何をしているかな 心配なんかしていない

君のことだからな

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

”輝いたお守り”なので、僕にくれたお守りはフローライトのことでしょう。

「君」は主人公にフローライトを渡して、そのまま旅立ってしまったようです。

しかし主人公は寂しさを見せるのではなく「あいつなら大丈夫だろう」と心配無しに信頼しています。

この2人の信頼関係はどのように築かれていったのでしょうか?

続きを見ていきます。

フローライト_1番Aメロ後半歌詞の意味・解釈

君が思うよりも君は 僕の日々を変えたんだ

二人でいる夜の闇が あんなに心地いいなんて

この世界のすべてを狭めたのは 自分自身ってことを

君に教わったから

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

狭い世界=狭い価値観

そこで生きていた自分は、「君」に随分と良い意味で変えられたようですね。

自分の主観だけが絶対的なものだと人間はよく思ってしまいますが、他人からその考えに何かコメントを言ってもらうことで、自分の価値観の狭さに人は気付きます。

きっとそのような普遍的なことを米津さんはここのAメロで伝えたかったのでしょう。

フローライト_1番Bメロ歌詞の意味・解釈

壊そうと思えば瞬く間に 壊せてしまうものを

僕はまだ壊れそうなほど 大事に握りしめている

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

今、現実的に主人公の手に握られているのはフローライトですが、硬い石なので実際に壊せるものではありません。すなわち、このフローライトは主人公の何らかの気持ちの比喩でしょう。

壊せてしまうものを壊れそうほど、でも「大事に」持っているというある種で逆の日本語表現を米津さんは使っています。

これは「ありえないものなんてない」という日本語のように、「二重否定」でより主張を強く表現する文法テクニックと同じ構造です。

米津さんのこの言葉のセンスに脱帽です…。

フローライト_1番サビ歌詞の意味・解釈

フローライト こんなものが

世界で一番輝いて見えるのは

フローライト きっと君が

大切でいる何よりの証だろう

確かめていたんだよ僕らは ずっと目には見えないものを

ふいにそれは何かを通して 再び出会う

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

フローライト自体はどこにでもあるもの。だけれども今これが世界で一番輝いているのは、フローライトをくれた君への感謝やそこから来る君への信頼感からきっと来るのでしょう。

サビ後半で出てくる「目には見えないもの」、これはきっと信頼や友情のことでしょう。

ふとした時にフローライトを見るとその気持ちを思い出すという様子を、「何を通して再び出会う」という表現にしていると考えると非常にスムーズに理解できます。

まだ1番までの歌詞解釈ですが、そこまでフローライトの歌詞は複雑ではありませんね。Bremenのアルバムから急激に米津さんはポップな曲調・分かりやすい歌詞を書くようになりました。

その先駆けとして出たPV曲フローライトは、まさにその米津さんの感覚を表すにふさわしい曲と言えるのではないかな?などと考えてしまいます。

フローライト_2番Aメロ歌詞の意味・解釈

夜が明ければ陽が昇る 道は永遠に続く

素敵な魔法で溢れてる 僕らは今を生きている

それと同じくらいに君のことを信じてるってことを

君は笑うだろうか

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

最初の1行をとって「素敵な魔法」と形容しているのでしょうか?

そうだとすると、「当たり前のことの連続で僕たちは生きていて、また明日が来れば違う日がやってくると信じて疑わない。君を信じることはそれくらい当たり前のことだ」と解釈ができ、1番同様に主人公の君への信頼の気持ちを感じることができます。

フローライト_2番Bメロ歌詞の意味・解釈

確証なんてのは一つもない でもね僕は迷わない

君が信じたことなんだから 僕にはそれで十分さ

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

「街を出て行った君が成功するのか失敗するのか、安全なのか危険な目にあっているのか。それらの確証は何もないけれど、それでも君が決めたことなんだからきっと大丈夫だ」。

そんな主人公の気持ちを強く感じることができるBメロです。

フローライト_2番サビ歌詞の意味・解釈

フローライト こんなものが

泣いているように見えるような気になるのは

フローライト いつか君が

泣いていた顔をふっと思い出すからだろう

説明がつかない僕らの こんな心も全て通して

いつだって君が笑えるような 幸せを願う

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

「フローライトが泣いているように見えるのは、君が泣いていた顔を思い出すからだろう」という歌詞の流れから、フローライトは君そのものを比喩しているのかもしれません

君のことを思い出してフローライトが泣いているように見えるのは普通に暮らしている上ではありえないようなことですが、それを「説明がつかない心」と表現し、その心を通して、今いない君を想うという、とても純粋でピュアな主人公の心が見て取れます。

フローライト_ラストサビ歌詞の意味・解釈

フローライト こんなものが

世界で一番輝いて見えるのは

フローライト きっと君が

大切でいる何よりの証だろう

(出典: フローライト 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

ラストサビは1番のサビと特に変化はないので、歌詞解釈の詳細は割愛します。

最後のアウトロは「ららら」で歌われていますが、あまり米津さんの曲でこれくらい長くアウトロを引っ張る曲はないので、そこは一つ新しい側面かもしれません。

まとめ|フローライトの歌詞の意味を解釈・考察

フローライトの歌詞の意味を解釈してみましたが、いかがだったでしょうか?

あまり複雑でなく、純粋な主人公が旅立ってしまった君を想う友情の歌でした。

diorama時代の歌詞と比べると、このフローライトもそうですがBremenの曲は本当に理解がしやすく情景が細かに浮かぶようになり、新規のファンの人もだいぶとっつきやすくなったのかなぁと嬉しくなります!

 

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