【ハチP】【薬物中毒者の歌??】パンダヒーローの歌詞の意味を解釈・考察

2018年6月28日

パンダヒーローの曲にまつわる情報

パンダヒーローは、ハチP(米津玄師)がアルバム「OFFICIAL ORANGE」に収録してファーストトラックをロック版にして(ボーカルはGUMI)、2011年にニコニコ動画にアップした楽曲です。


OFFICIAL ORANGE/ハチ[CD]【返品種別A】

もうニコニコ動画史上の中でもマトリョシカに並ぶハチさんの代表曲ですし、米津玄師名義になった今もライブでよくセルフカバーしているので、米津玄師からファンになった人も聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?

当時、動画アップからたったの42日でミリオン再生されるというとてつもない人気を博した楽曲を、あえて今だからこそ解釈していきたいなと思います!

(サムネイル画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=0RU_05zpETo)

パンダヒーローのPV

パンダヒーローのPVはこちら!

ハチさんだからこその圧倒的なクオリティの静止画と歌詞で構成されています。

この動画に出てくる登場人物がパンダヒーローでしょう、目の下のクマが完全にパンダですもんね。どことなく登場人物の感じがドーナツホールのPVに出てくる人たちと同じ感じがします。

ゾウにキリンにネコにアヒルにとたくさん動物が出てきますが、この「動物」というのも何か曲の解釈のヒントになるかもしれないので覚えておきましょう。

最後の方に出てくる登場人物の手のひらに「ぐみ」と書いてあるのが茶目っ気たっぷりで可愛いですね〜。

パンダヒーローのギターコード

ギターコードはU-フレットから持ってきました!

http://www.ufret.jp/song.php?data=1821

こちらのサイトだとギターコードを原曲キーの方がパワーコードで移動がしやすいのと、パワーコードの方がカッティングがしやすいかと思うので、個人的にはこちらをオススメします。

基本的にBm,F#,G,Dmの4つだけで弾けてしまうので、初心者でも慣れるとめちゃめちゃ簡単です。

3年前くらいの米民クリスマスオフ会で僕もアコギでジャカジャカやってみんなで歌いました。。

 

バンドでコピーする時はこちらのグッピーさんの動画を参考にするといいでしょう、めちゃめちゃにかっこいいです。僕もバンドで大学時代にコピーした時はこの動画通りに弾きました。

アウトロではまさかの9mm parabellum bulletの「The Revolutionary」のギターソロを入れ込むという遊び心もあるので、分かるオーディエンスはニヤリとしてしまうかもしれませんよ!

パンダヒーロー_歌詞の意味を解釈・考察

この曲は、ハチさんも曲紹介で言っているように「ヒーロー」の曲となっています。

ただ、普通のヒーローというよりもダークヒーロー的な要素が強いかなというように感じる歌詞がいくつか出てきますので、実際の歌詞解釈で取り上げられたらなと思っています。

それでは早速歌詞を見ていきましょう!

パンダヒーロー_1番Aメロ前半歌詞の意味を解釈・考察

廃材にパイプ 錆びた車輪 銘々に狂った 絵画の市

黄色いダーツ板に 注射の針と ホームベースに 縫糸の手

お困りならばあいつを呼べ 送電塔が囲むグラウンド

白黒曖昧な正義のヒーロー 左手には金属バット

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

全体的に野球ワードを散りばめつつ、夜の歓楽街の闇の部分を描いているような歌詞ですね。

道の路地に落ちているようなパイプ材や壊れた自転車やリアカーの車輪で廃れた街の感じを出しつつ、その街で繰り広げられる怪しい絵画の市によって、街に滞在する人はみなどこか狂気的な部分を持ち合わせているようなイメージをリスナーの頭に展開させます。

ちなみに、銘々とは「それぞれ」という意味の日本語です。

黄色いダーツ板は歓楽街によくあるようなダーツ場を指し、注射の針は薬物を表していると思われますので、どちらも不穏な街の比喩と捉えられます。

縫糸の手は野球のミットのことでしょうか。直前の言葉がホームベースなので、もしかしたらポジションのことも考えるとこれはキャッチャーミットかもしれませんね。

白なのか黒なのかどっちつかずなパンダヒーローは金属バットを持っているようです。この白黒はっきりつかないというところは「正義のヒーローだから”白”であるはずだけど、どこか危険な匂いもするからダークな感じもして”黒”でもある」という意味合いで”白黒が曖昧”だと歌詞にしているのでしょう。

「お困りならば」というところからもヒーロー感が伝わってきますね。

パンダヒーロー_1番Aメロ後半歌詞を解釈・考察

ノイズだけ吐いて 犬ラジオ フラフラにネオン バニーガール

相場はオピウムの種一粒 奥の方に呑まれていく

「一つ頼むぜ、お願いだ」 カラカラの林檎差し出して

何でもないような声で愚図って さあ 何処にも行けないな

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

馬鹿みたいに壊れてノイズだけ出しているラジオと、夜のガールズバーのキャッチ的なバニーガールというなんとも怪しい雰囲気の情景描写が最初にきています。

そこからの「オピウムの種」ですが、これは麻薬のことでしょう。PVに出てくる登場人物を見ていると下や肌の色がまだらになっていること、目のクマの感じや充血具合から、おそらく麻薬常習犯的なニュアンスを表現しているのだと解釈することができます。

そう考えると、先ほどの犬ラジオの”犬”はもしかしたら「警察」を意味しているかもしれませんね。警察は国家の狗(いぬ)とも揶揄されるので、そこから取っている可能性も否定できません。

ただ、依頼者はパンダヒーローにカラカラの林檎しか差し出していません。直後の歌詞で愚図っているので「全然何も持っていないけど、どうか助けてほしい」というサインのように見えますね。

余談で「何処にもいけない米津さん」、また出てきました(笑)

こちらの掲示板にそのまとめがあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


パンダヒーロー_1番サビ歌詞の意味・解釈

パッパッパラッパパパラパ

煙る 蒸気 喧騒の目

ここで 登場 ピンチヒッター

パッパッパラッパパパラパ

あれは きっと パンダヒーロー

さらば 一昨日 殺人ライナー

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

サビは基本的にキャッチーなメロディに「パッパッ」っと歌っていく形になります。パンダの「パ」なのかなとも思えちゃいますね。

状況としては、タバコの煙の中、ただならぬ喧騒的な空気感の中にいて、まるでヤクザに絡まれているかのようなシチュエーションですね。

そんな危機的状況の中にピンチヒッターとして現れたのがパンダヒーローと言ったところでしょう。

最後の1行は「一昨日来やがれ」という言葉と同じ意味だと思われ、「遠い日までさようなら」と相手に対してパンダヒーローが捨て台詞的に吐いているのがイメージできます。


パンダヒーロー_2番Bメロ歌詞の意味・解釈

カニバリズムと言葉だけ 歌うアンドロイドと遊んでる

きっと嫌われてんだ我がヒーロー きっと望まれてんだほらヒーロー

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

このBメロは、もしかしたらハチさん自身のことを歌っているのではないでしょうか?

カニバリズムは、今まで自身が聞いてきたこと曲の組み合わせで作られるハチさんのオリジナル曲のことを指していると捉えるとしっくりきます。

言葉は作詞のことを指しているのでしょう、こちらがカニバリズムでないのは、ハチさんの歌詞は自身だけの実経験から生まれる唯一無二の言葉だからこそなのかなと推測します。

続く「歌うアンドロイド」がボーカロイドのことを指していることはボカロファンならすぐに分かりますね。

そして、ヒーローのくだりですが、個人的にはどうしてもハチさん自身のことを歌っているように見えるんですよね。。

嫌われているというのは自身の過去の障害などの経験のことで、望まれているのは現在の人気ボカロPとしてのファンからの期待のように解釈するとすんなりとくるので、このブログではきっとそうなんじゃないかなーと意味を読み取ってみます。


パンダヒーロー_2番サビ歌詞の意味・解釈


 パッパッパラッパパパラパ 狙い 眩む 三遊間

パッパッパラッパパパラパ ここで 登場 ピンチランナー

パッパッパラッパパパラパ つまり 二点 ビハインド

パッパッパラッパパパラパ 上手く行かない感情制限

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

三遊間にヒットを打って出た走者をパンダヒーローにチェンジしていますね。

先ほどはピンチヒッターだったのですが、今回はピンチランナーになっています。

2点ビハインドは「2点足りない」という意味のスポーツ用語です。英単語のbehindから来てる言葉ですね。先ほどのピンチヒッターとピンチランナーの2人で一点ずつ追加して、相手にとっては2点ビハインドの状態になっているというようにここの歌詞は解釈できそうです。

最後の感情制限が上手くいかないのは、麻薬の禁断症状的なものでしょうか。

気持ちの昂りを自分でコントロールできない様子が描かれています。

パンダヒーロー_Cメロ歌詞の意味・解釈


 バケツ被った猫が鳴く 一人また一人消えて行く

今更どうしようもないこのゲーム さあ 何処にも行けないな

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

猫がバケツを被っている様子はまるで「閉じ込められた人間」をイメージさせます。

そう考えると、続く”1人ずつ消えていく”というフレーズはこの猫の表現とも繋がりそうです。(個人的には小説「そして誰もいなくなった」も思い出しますが…)

パンダヒーローの曲のストーリーも加味して考えると、パンダヒーローが標的となる相手を次々と消していっていくという解釈になっていくのかなと。

歌詞後半に出てくる”ゲーム”ですが、このゲームは人生のことでしょうか?

米津さんのブログ記事での発言も合わせて考えてみると、もう今更ここまで年齢を重ねてしまったら自分の性格を変えることは難しく、もうこの宿命的なものは誰にも変えられないという意味合いから何処にも行けないと言っているように捉えることができます。

パンダヒーロー_ラストサビ歌詞の意味・解釈

パッパッパラッパパパラパ がなる 売女 暴言の目

パッパッパラッパパパラパ ブザー 蜘蛛の子 警報灯

パッパッパラッパパパラパ あれは きっと パンダヒーロー

パッパッパラッパパパラパ さらば 一昨日 殺人ライナー

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

売女は売春婦のことです。ここでは危険な街の様子の描写として、売女たちががなっていて鋭い眼光を放っている情景を歌詞にしているのでしょう。

ブザーが鳴ると警報灯がつき、蜘蛛の子を散らすように皆が逃げ出すという情景がイメージできますね。

野球の試合前になるブザー音とも意味を重ねている気もしますので、パンダヒーローの登場と共にその場の全員が一斉に恐怖から逃げ出すという情景描写としても解釈することができます。

※後半は1番サビの歌詞と同じなので解釈は割愛します。

パンダヒーロー_アウトロ歌詞の意味・解釈

壊して回れ ブラウン管 
 さらば 一昨日 殺人ライナー

(出典: パンダヒーロー 作詞:ハチ 作曲:ハチ)

最後にスッと添えられているので、このブラウン管を壊す意味合いは何かあるのではないかなと思われますね。

ここで出てくる”ブラウン管”は古いテレビを想起させますので、古い時代に対するアンチテーゼ的な意味合いを含んでいるんじゃないかなぁと。

もしくは、パンダヒーローがまだまだアンダーグラウンドな時代のボカロ曲だったからこそ、テレビで流されるようなメジャーミュージックに対して中指を立てているような意味合いなのかもしれません。

意外と若い頃のハチさんは尖った歌詞を書くので、もしかしたら後者の方が合ってるかもしれませんね。

まとめ|パンダヒーローの歌詞の意味を解釈・考察

パンダヒーローの歌詞の意味を解釈してみましたが、いかがだったでしょうか?

退廃的な歓楽街の中で繰り広げられる悪者退治的な曲でしたね。

パンダヒーローは「ブザー」「蜘蛛の子」のような断片的な単語で構成されている部分が多い曲なので、様々な解釈をすることができると思いますので、ぜひ「ここはこういう風にも解釈出来そうだ」というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいませ!

 

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