米津玄師の新曲「パプリカ」の立ち位置をマーケティング目線で考察してみた

こんにちは、米津玄師オフ会”ぼっち会”の中の人(@yonedu_bochi)です!

米津さんがNHK2020応援ソングとして「パプリカ」を出しますね!

https://natalie.mu/music/news/290969

今回はFoorin(フーリン)という小学生5人によるユニットが歌う楽曲のプロデュースとして曲を書き下ろしたそうです。
あくまでプロデュースなので米津さん自身が前面に出てくるという感じではなさそうですね!

米津さん曰く、「子ども向けの曲だからこそ子どもを舐めずに彼らの目線で音楽をつくることを始めた」とのこと。
「ピースサイン」「Neighbourhood」など、米津さん自身子ども時代のことを振り返って楽曲制作をすることが最近は多かったので、彼としてもすごく自然に曲制作に取りかかれたのではないのかな?と推測しています。

ちなみにではありますが、「パプリカ」を通した作家印税は全額寄付されるらしいので、まさに米津さんを始めとしたクリエイターの純粋な想いの結晶としてこの曲は作られていくようです。
こういう金銭関係を抜きにした活動、本当に素晴らしいです…!

米津玄師のブランド・マーケティング戦略と「パプリカ」

さて、NHKの2020年オリンピックに向けた大掛かりなプロジェクトに米津さんが抜擢されたという事実を聞いて、普段ブランディングやマーケティングのことをずーーっと考えている僕は思わずこのような表を作成してしまいました!

それがこちら!

米津玄師が新曲「パプリカ」を出すことによるマーケティング効果

この図は米津さんのアイデンティティー(想いの部分)や商品サービスとしての楽曲がどういう立ち位置で、私たちオーディエンスやそれ以外の潜在的なファンの人たち、ひいては日本に対してどのような存在であるかというものを視覚化したものになります。

図の中の用語の意味はこちら!(社会人じゃない方、難しかったらごめんなさい!)

SI(サービス・アイデンティティ)・・・商品・サービス
BI(ブランド・アイデンティティー)・・・独自の価値×メインターゲット(誰を笑顔にしたいか)
CI(コーポレート・アイデンティティー)・・・人・会社の価値観や想いの原体験・源泉
MI(マインド・アイデンティティー)・・・想いの統一
VI(ヴィジュアル・アイデンティティー)・・・表現の統一
PR・・・関係性(誰とどんな関係性を築くか)

やはりこの図を書いてみて思ったのはいわゆる「ただの売れているアーティスト」という市場で米津さんは戦っているのではなく、米津さんの過去や思想と独特のメロディセンスに裏打ちされた「米津玄師」という独自市場で戦っているからこれだけブランドとしてしっかりとしたものになり、PRの部分のコミュニケーションも”米津玄師らしい”方法でブレずにできているのだなと改めて思いました。

今回の「パプリカ」は、この図で言えば特にBIやCIのPR欄におけるマスメディアを通した日本へのコミュニケーションと位置付けられる重要な役割を担う曲となり、さらにこれからの日本規模でのアーティスト活動への足がかりとなる大きなプロジェクトになると言うことができるでしょう。

米津玄師の認知浸透が高年齢層に届くチャンス

とあるフォロワーさんとのやりとりで書いたのですが、「Lemon」「打上花火」などで米津さんは20〜30代若者の中での地位を確立し、それ以上の年齢層の人に対する「認知」のフェーズまでは現在時点でいったのかなと個人的には思っています。

だからこそ、今回の「パプリカ」はNHKという冠があるからこそ40代以上の人の耳にも届きやすくなるため、今の米津さんのフェーズにおいて非常に重要な楽曲となりうるのではないかなと僕は思うのです。

もしレコード会社の方などが2017年〜2018年の現在までの流れをイメージしたPR戦略を練っていたのだとしたら、相当な策士が米津さんの側にいることになりますね!

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