【米津玄師】ごめんねの歌詞の意味を解釈・考察

2018年11月8日

FlamingoとTEENAGE RIOTのカップリングである「ごめんね」。
この間、渋谷タワーレコードに行ってきたのですが、そこでもシングルがフルで延々流れていて、この「ごめんね」もしっかりと流されていました。

以前A面の2曲は解釈記事を書きましたが、こちらももちろん歌詞解釈をしていきますよ!

 ごめんねの曲にまつわる情報

「ごめんね」は、米津玄師さんのメジャー9枚目のシングルで「Flamingo/TEEN AGE RIOT」の両A面シングルのカップリングで2018年10月31日に発表された楽曲です。

サビが全部「おー」という歌詞のないメロディになっているのが特徴で、あまり今までにないような曲になっています。
サウンド的にはリフレインになっているメロディは米津さんっぽさがありますが、音色としてはそんなに過去の曲と似たようなものも無いような気がするので余計に一風変わった感じがします。

 


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ごめんねのMV

「ごめんね」はカップリングなのでMVがありませんが歌ってみた動画はありますので、こちらをあげておきますね。

 

ごめんねの歌詞の意味を解釈・考察

それでは「ごめんね」の歌詞解釈をしていきましょう。

この曲はサビに歌詞がないのと、各メロの歌詞もかなり言葉少なに短い曲となっているのでかなり意味を捉えるのが難しいですが、一つのストーリーをイメージすれば全てが線になって繋がるように捉えることができるので、推測ベースではありますが僕が想像した物語に則ってそれぞれの歌詞の意味を見ていこうと思います。

それでは歌詞解釈を早速どうぞ!

ごめんね_1番Aメロ歌詞の意味・解釈

バカみたいな夢を 笑わないで聞いてほしい

日が暮れる前に 話しておきたい

(出典: ごめんね 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

アウトロの歌詞から逆算して考えていきますが、おそらく主人公は一人では不安で何かをやり遂げることができないと思っているような人なのでしょう。
それを踏まえた上での想像ではありますが、おそらく自分に自信がなくて自分の部屋に引きこもってしまっているような男の子をこの曲の主人公としてイメージしてもらえれると歌詞の意味を理解しやすいかなと思います。

そうすると一行目は、そんな彼が心の底では何かやってみたいことがあるけれど「こんな自分なんかが出来るわけがないだろう」と思われても仕方がないような夢を実は持っていて、それを「バカみたいな夢」と形容しているように読み取ることができます。

「日が暮れる前に」は、単純に日が暮れると伝えたい相手の人が自分の家へと帰ってしまうからなのかもしれませんね。

ごめんね_1番Bメロ歌詞の意味・解釈

君みたいに優しく なりたいだけ

祈る声は激しく あと少しだけ

心の底から触れ合うまで

君と繋がっていたいだけ

(出典:ごめんね 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

相手への愛情のような感情をただただ書いているのが印象的なBメロです。

おそらく引きこもってしまっている自分に対して優しい相手に対して、「この人のように優しくなりたい」「自分はこういう社会的に見たら面倒な人間だけど、それでもあなたは否定をしないから深く繋がり続けていたい」と主人公は思っているのでしょう。

ここに書いてある「祈る声」は「引きこもって暗くなっているこの状態が早く終わりますように」という意味なのかもしれません。

米津さんがTEENAGE RIOTの文脈で過去のことを歌っているのだとしたら、自身が昔病んでうつ病になってしまっていた頃のことを書いている曲のようにも重ねて捉えることができます。

ごめんね_2番Aメロ歌詞の意味・解釈

泣き噦るだけじゃ 何もないとわかったから

傷つけたことを 謝りに行こう

(出典:ごめんね 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

もしかすると、主人公は自分のことをひたすら責めて泣いていて、そこに対して「心配した相手が近寄ってきたけど”うるさい”と跳ね除けてしまい傷つけてしまった」というように解釈をすれば、それを謝りに行こうというところに着地するので物語の辻褄とここの歌詞は合います。

そうだとすれば、たしかにタイトルの「ごめんね」の意味がしっかりと分かりますよね。

ごめんね_2番Bメロ歌詞の意味・解釈

いつまでも近くに いてほしいだけ

さよならが言えなくて 恐ろしいだけ

溢れる光に手が震えたって

君となら強くなれるだけ

(出典:ごめんね 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

相手に対する依存とまではいかないまでも、常に自分に優しく接してくれる相手に対する甘えに近いものからの脱却を考えているけれど上手くそこに対して「さよなら」と言い切れない自分の気持ちを描いています。

後半の歌詞に関しては、自分が今いる暗い部屋の中から外に出て久しぶりに浴びる光の大きさに驚いて手が震えてしまったとしても、「君」という存在がいるだけでそれに怯えないでいられる自信になっているということを表しているように捉えられ、物語とも綺麗に合致していきます。

ごめんね_アウトロ歌詞の意味・解釈

怯えてばかりで 恥ずかしくなるよ

そこから見ていてね 大丈夫ありがとう

(出典: ごめんね 作詞:米津玄師 作曲:米津玄師)

先ほどのBメロの続きのような形で、相手に対して「もう一人でも大丈夫だよ。外に飛び出していけるよ」といつまでも一人立ちができない自分に決別をして自分の道を自分の足で歩もうとする主人公の姿が想像できます。

この曲は全体的に言葉の少ない曲ではありますが、このアウトロだけは他のメロよりも言葉の輪郭がしっかりしていて情景が浮かびやすいので意味が取りやすいですね。

まとめ| ごめんねの歌詞の意味を解釈・考察

「ごめんね」の歌詞を解釈してみましたがいかがだったでしょうか?

個人的には、この曲のタイトルを「ありがとう」でなく「ごめんね」としたところに米津さんらしい婉曲的な感謝を感じることができるなぁと感じました。

両A面の2曲とは全然曲調もメッセージも違いますが、この曲も本当に名曲なのでぜひこれからも長く聞いていきたいですね!

 

 

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