米津玄師が影響を受けたアーティストから見る音楽のルーツ

2018年6月28日

こんにちは、米津玄師オフ会”ぼっち会”の中の人(@yonedu_bochi)です!

今回はTwitterのフォロワーさんにリクエストされた「米津さんが過去に影響を受けたアーティスト」についてまとめていこうと思います!

あれだけの素晴らしい楽曲を数多く世に出す米津さんが過去に一体どのような音楽を聞いて育ったのか
、かなり気になりますよね。

そこで、相当な数のインタビュー記事を読んできたのに加え、米津さんと似たような音楽を青春時代に聞いてきた僕がその音楽の影響の受け方についてガッツリと解説していこうと思います!

影響を受けたアーティスト

米津さんが影響を受けたアーティストでよく挙げられるものはほとんど邦楽ロックの2000年代の人気バンドとなっています。

僕も彼とほぼ同い年なので、まさに小学6年生〜中学・高校と聞いていた音楽がドンピシャで被っていて影響を受けたという気持ちが非常によく分かります…。

あくまで一例ではありますがぜひ彼の音楽のルーツを感じ取ってくださいませ!

BUMP OF CHICKEN

まずは色々なインタビューで影響を受けたアーティストとして挙げられているBUMP OF CHICKENです。

BUMP OF CHICKEN
(画像出典:https://rockinon.com/news/detail/121406)

こちらの米津さんの過去についての記事にも書きましたが、バンプはちょうど今の25歳前後の人が小学生〜中学生になるにかけて2ちゃんねるのFLASHアニメ動画のBGMとして使われたのがきっかけでものすごく流行ったんですよね。
米津さんもその動画に影響を受けたらしいので、おそらく「ダンデライオン」「K」などの楽曲にものすごく感動を覚えたのではないかなと思います。

音楽性としては何と言っても「楽曲の物語性の高さ」が最大の特徴で、米津さんの歌詞を呼んでいると脳内に物語がかなり解像度の高い状態で浮かぶのはこのバンプの影響だと推測することができます。

また、コード進行や曲調なども4thアルバム収録の「同じドアをくぐれたら」と米津さんの2ndアルバム収録の「眼福」がかなり近いことからも、その影響の大きさを見ることができます。

バンプの中でも個人的に一番物語性が強いかなと思われるアルバムがこの『ユグドラシル』というアルバムなので、ぜひ聞いたことのない方がいたら聞いてみてもらいたいなと思います。
きっと米津さんの曲に似たニュアンスを感じられるはずです!


ユグドラシル

RADWIMPS

RADWIMPSも米津さんが公言している大好きなバンドの1つですね。

RADWIMPS
(画像出典:http://realsound.jp/2016/11/post-10274.html)

彼らもバンプと同様に物語が目に浮かぶような楽曲が多いのも特徴ですが、特に米津さんに影響を与えているとしたら「楽曲のギミック性」だと僕は捉えています。

「セツナレンサ」「へっくしゅん」のようなダークで耳に残るサウンドから、「君と羊と青」「ます。」の爽やかだけど跳ねるようなリフだったりと、これらの楽曲群から複雑な音楽性を米津さんは吸収し、それらを自身の楽曲に落とし込んでいるのではないでしょうか?

余談ですが、米津さん自身、2015年のラッドの胎盤ツアーで彼らと対バンをして、その公演のアンコールで「有心論」を歌っていました。
この「有心論」、当初コラボでステージで歌う予定はなかったそうですが、米津さんのことをラッドのボーカルの野田洋次郎さんが「よねっち」とずっと呼んで気に入っていて、楽屋からなんとか引きづり出したらしいです(笑)

実はとてつもない倍率だったと思うのですが、僕、あの時のZEPP TOKYOのチケットが当たった公演を見に行ったんですよね。
あの時の空間に戻りたい…。


RADWIMPS4~おかずのごはん~

SPITZ(スピッツ)

次の影響を受けたアーティストは、国民的バンドのスピッツ。

登場事変のベース亀田さんのJWAVEのラジオ番組で、上記のバンプと同様にSPITZにも影響を受けたと米津さんは口にしていました。

スピッツ
(画像出典:http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/08/post-2052.html)

ちょうど僕らが中学1〜2年生になった頃にスピッツのベストアルバムが出て、それが異例の大ヒットを記録したことから様々な曲を当時の米津さんは吸収していったのではないかなと思われます。

音楽性の特徴としては「ノスタルジックさ・カントリー調」かなと個人的には解釈しています。
「チェリー」「空も飛べるはず」を聞いた時のどこか懐かしさを感じさせるギター、「スパイダー」などのリズミカルで転がるようなカントリー調の楽曲などが特に米津さんの楽曲にも反映されているように気がします。


CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection(通常盤)

ASIAN KUNGFU-GENERATION

こちらもロックバンド界の重鎮になりつつあるバンドASIAN KUNGFU-GENERATION(通称”アジカン”)。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

(画像出典:https://www.cinra.net/news/20170818-asiankungfufeeder)

アジカンは上記のバンドの中でも一番ゴツいサウンドを鳴らすようなバンドですね。
一番有名な楽曲は「リライト」ですが、他にも「未来の欠片」「遥か彼方」などストーリー性の高い歌
詞を叫ぶように歌うのが特徴の曲が多いです。

バンプのボーカル藤原さんもそうですが、このバンドのボーカル後藤さんもいわゆる”ガナリ声”で歌うことが多く、米津さんの歌い方にもその特徴を見ることができます。
(ボーカルトレーナーの方がよく「米津さんの歌い方はがなり上げるので上手くはないが、それに味が出ている」とコメントしています)

こうした歌い方の部分は若い時に聞き込んできたアーティストの影響をかなり受けることが多いので、おそらく米津さんでなく、上記のアーティストに慣れ親しんできた20代前半の人はこうした歌い方になっている人が多いのではないでしょうか?

アジカンはスピッツ同様にベスト盤が出ているので、全然聞いたことのないという方はぜひチェックしてみることをオススメします!


BEST HIT AKG 2(2012-2018)(通常盤)

影響を受けてそれをオマージュにした楽曲がある

実は米津さん自身が「自分が影響を受けたBUMP OF CHICKENやRADWIMPSなどのバンドの楽曲をオマージュした」というように公言している曲があります。

それが4thアルバム『BOOTLEG』に収録されている「Nighthawks」という楽曲。


BOOTLEG

確かに聞いてみると彼らの楽曲っぽいニュアンスが見受けられます。
AメロのブリッジミュートやBメロの中盤の音程の変化、サビの疾走感など、細部にわたって
歌詞も主人公が夜中に部屋から抜け出して外へいく感じなどが、バンプの「天体観測」に似たような感じもしますよね…!

もちろん米津さんならではのサビの音程のつけ方などはありますが、これはオマージュと言われたらもうそのように聞こえてきてしまいます。

そもそものこのアルバム「BOOTLEG」のアルバムコンセプトが「オリジナリティ信仰へのアンチテーゼ」なので、あえてオマージュや引用などでオリジナル楽曲を作るということを皮肉的にやっていたからこそ、このNighthawksが生まれたという背景を知っていると非常に感慨深いものが出てきます…。

UKロックがこれらの楽曲の起源??

米津さんのルーツをたどってバンプやラッドなどの楽曲を見ていきましたが、これらの楽曲をさらにさらに遡っていくといわゆるUKロックに辿り着きます。

UKとはUnited Kingdom、すなわちイギリスを指します。

このUKロックに代表するアーティストとして、BeatlesやOASISなどが挙げられますが、彼らの楽曲を聞くとどこか懐かしい感じがするのは、彼らの楽曲が今の日本の邦楽ロックの音楽の基礎となっているからですね。


THE VERY BEST OF THE BEATLES(1962-64)

日本の様々なアーティストがこのようなUKロックが好きなのを公言していますし、特に[Alexandros]のボーカル川上洋平さんはUKロック好きとそこかしこで口にしているのは有名ですね(笑)

もちろんブルースやフォークなどの様々な系統の音楽がミックスされて今の音楽になっているのはその通りなのですが、邦楽ロックに関してはこのUKロックのルーツは絶対に外せません。

まとめ

米津さんが影響を受けたアーティストをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

米津さんの楽曲の根底に流れている音楽のルーツを理解すると、今まで聞いてきた楽曲がさらに深く理解できて、違った側面から楽しむことができるようになるかと思います。

これからもおそらくもっとたくさん影響を受けたアーティストの名前がインタビューなどで出てくると思いますので、それぞれどんどん追記していきますね!

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BOOTLEG