強み・弱みをうまく言えない就活生は「○○」がないから悩む。

2018年6月13日

本日はMatcherで就活生と面談をしました。

その子もそうですし、他の子でもそうなのですが、最近多く寄せられる悩みで一番多い悩みが「私の強み・弱みが、なんか綺麗事を言っているだけな気がして自分で口にしながら腑に落ちない」というものです。

これに関しては、僕が就活生だった時も感じていたことだったので、彼らの気持ちはとてもよく分かります。

そこで、今日はその”腑に落ちない”感覚の原因と対処方法を書いていければと思います。

腑に落ちないのは「浅いところ」で話しているから。

就活生の中で「僕は/私はチャレンジ精神があります。」という人がいたとします。

なぜチャレンジ性があるか?と質問をすると「アルバイトを大学在学中に10個行ったからです。」と答える子がいるのですが、まず「アルバイトを10個経験した=チャレンジ性がある、と言えるかどうか?」を考えていない学生がいます。

これはそもそものロジカルシンキング的なところではあるのですが、この意見を押し通すのだとしたら「なぜアルバイトを10個経験するとチャレンジ精神があるのか?」を説明しなければなりません。

仮に説明できたとしても、その学生は自分の強みに自信を持てていません。その理由は…

「行動」に対しての「理由・根拠」がないから

これに尽きます。

「そもそもなぜチャレンジをしたいと思ったのか?」という問いに答えらない学生が多いんですよね。「自分はそのアルバイトを10個行うという決断を取る前からチャレンジ精神があった」ということを自分の中で認識していないので、どこかモヤモヤしてしまう人が多い多い。

そこで、僕が面談で話すのは徹底的に「その強みって”いつから”君に備わっていると思うの?」という時間軸を話に盛り込んでいくということです。

就活生の”強み・弱み”の源泉を深堀する

先ほどの子にさらに質問をしていきましょう。

「いつからチャレンジ精神があると思いますか?」→「大学1年生くらいですかね。アルバイトもそれくらいから挑戦し出しました」。

さらに質問してみましょう。「なぜアルバイトを10個行ったんですか?」→「社会の仕組みを勉強したかったから」とその子は言います。

そこに対して「なぜ?」とまた質問します。

「私は疑い深い人間で、その仕組みを理解しないと人に良いように使われるだけになってしまうのでは?と考えたからです」とその子は答えます。

ここで時間軸の質問をぶつけます。

いつから疑い深い性格になったのですか?」「あ、同じ大学1年生かもしれません。」

だんだん核心に迫ってきた感覚がありますので続けていきますが、次に重要となる質問がこれです。

「きっかけ」は何でしたか?

そうなんです、この子が疑い深くなったのにはきっかけがあるはずです。結果に対して理由は必ず存在します。

そこを突いていくのです。

「大学1年生の時に疑い深くなったきっかけはありますか?」→「その時にダイエットを始めたのですが、それがきっかけですね。食品の表示が本当に正しいものなのか、どんな化学調味料が入っているのかを気にし始めました。」

最後はその動機を聴き出します。

「なぜダイエットをしたのですか?」→「彼氏に太りすぎて振られたのが悔しくて、そこからダイエットを始めました」

ここまでくると、この学生の価値観の本質と源泉が見えてきましたね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

就活生の皆さんはこのような方法で、浅いところでなく深いところで自己分析を行ってみてください。(自分では当たり前に思っている価値観に対して「なぜ?」と問いを投げることは難しいかもしれないので、友人や社会人の先輩に手伝ってみてもらってください。)

人事の方は、このような「”きっかけ”などの時間軸に沿った動機の深堀り」をすると「その子が本当に考えていることは何なのか・価値観はどういうところからきているのか」が理解できるので、ぜひ学生との面接・面談に活用してみてください!