No依存。新入社員が入社した会社に染まらずに済むたった3つの方法

学生と面談をしていて思ったことの一つとして、この「会社に染まりまくってしまいそうな気がする学生」をどうにかしないといけないなと感じ、今回「1つの会社に染まってしまう人間にならないための方法」をブログにしてみました。

こういう記事を書くと、多くのそれなりに働いてきた年上の人たちは勝手にタイトルで結論を読み取って「まずは何事も守・破・離なのだから、まずは物事を知る上で染まるのが普通だろ!」と言ってくるような気がしますが、スキルやノウハウを体得することと、そもそもそのスキルやノウハウに意味がどこまであるのかを常に考えることでは論点が別なので、今回は置いておきます。

ちなみに上司の意見や新入社員研修を鵜呑みにするとこういうことにもなりかねません。

 

せっかく内定が出て入社したとしても、企業によっては会社にとって都合のいいコマに教育すればいやと汎用性の低いスキルを勉強させ続けてくることもしばしば。。

挑戦して失敗して二度と出世できないようにする暗黙のルールが蔓延っている会社もやばいですね。

そんな企業に長年勤めていて、あとから自分が「そんなコマになってしまっていたなんて…」と思ったり、「やっぱり一旗上げて自分でやりたいことをやっておけばよかった…」と思っていても後の祭りですね。

そうなってしまう新入社員が1人でも減るように、今回はこの「新入社員が会社に染まらないための3つの方法」を書いていこうと思います。

 

①「何のために働いているのか?」を常に自分に問い続ける

これは非常にシンプルですが、とても効果がある方法だと個人的に思っています。

「そもそもなんで私/オレはここで働いているんだ?」などという根本的な問いを、常に俯瞰的な感覚の元、自分の中で持ってみる。

そうすることで「〜〜という側面では満足しているから今はこの会社にいるのであって、〇〇という側面においては現状不足しているから、後々は転職や起業も考えよう」と将来のことを考える思考回路になります。

そうすると、社内での自分の立ち位置でなく、社外(社会)という大きな枠組みの中での立ち位置を自然と考えるようになるはずです。 「自分の強みは〇〇で、社会的には□□という部分において自分の強みにニーズがありそうだから、ここにポジションを取って戦ってみよう」というようなところまで考えを拾えることができれば、かなり会社に依存した思考・価値観からは脱却できているのではないでしょうか?

実際に同じように考えている複業の方もいらっしゃいますね〜。

 

中には「自分のことなんて分からないよ!」という人もいるかもしれませんが、そのような人はまず「なぜこの会社で自分以外の多くの人が働いているのか?」などといった身近な問いからスタートしてみてはいかがでしょうか?

他の人のことを分析できるのであれば、時間がかかっても自分のことも同じように分析できる頭はあると思いますし、それでも難しければ信頼できる友人や先輩などに頼んで質問し続けてもらうのも手ですね。

 

また、ここで大事なのは、「お金のために働いている」という答えが出ても別に否定をしなくていいということです。

価値観は人それぞれだから、そんなところで否定をしていたら通り一辺倒の答えを押し付けていることになりますので、個人的にもそれは美学に反します。

もしそういう答えが出てきたら、「なんでそんなにお金が欲しいんだろう?」というさらなる深堀をしてみてください。

「そこまでお金を必死こいて稼いで消費しなければならないものがあなたの人生に存在するのはなぜか?」という問いを深堀していけば、それが実は世間体を気にしての意見だったり親や周囲からの期待だったりというものであったというケースが多いので、そこまで深堀りして自分の真のモチベーションの源泉を確認しましょう。

もしこの深堀りのプロセスによって、自分が本当に望んでいるものを理解できたなら、あなたが会社に所属しているのが「目的」ではなく、「手段」レベルのものとして把握する思考にさらに近づけると思うので、ぜひやってみてくださいね。

お金を稼ぐといっても、別に1つの企業に属するだけでなく複数企業に属したり、投資で稼いだりと様々な方法があるので、手段レベルなら色々あります。

大事なのは「このキャリアでどこへ自分は進んでいるのか?」という将来的な目的意識と、「1つの会社に依存して、そこが無くなってしまった場合にどうするか?」というリスクヘッジ的な部分なので、常に自分にそれらのことを意識させながら働いてみてはいかがでしょうか?

 

②自分の業務がどういう意味合いを持つのかを考える

これは先ほどの①よりも更に細かい話になりますね。

上から言われたことを淡々とこなすだけでお金がもらえるのが普通の組織ですが、その上からの指示に疑問を持って疑い続けるのが会社に依存しないための方法です。

なぜこの方法が有効なのかというと、社会全体において自分の業務の意味がどれくらいあるのかを考えると「もしかしたら、この部署のこの業務はこの企業の中だけで役に立つものなのかもしれず、転職するとしてもアピールにならない」というように判断ができるからです。

(特に大企業の)上司は当たり前ですが、「こうすればうまくいく」というマニュアルや価値観が自分の中にあるので、部下には自分の指示通りの仕事をして黙ってしてもらえる方が効率的なので「素直に意見を聞く方が伸びるよ」という訳ですね(素直に聞いておいた方が本質的に良い場合は聞いておくに越したことはありませんが)。

部下の市場価値が上がる下がるというところには関心を強く持って指示をしてくれる上司がいれば別ですが、そんなに優しい人ばかりでも無いし、そのような環境であれば上司も何も考えずに言われた通りやって出世した人の可能性が高いので、鵜呑みにするのは余計に危険です。

 

では、どうすればいいか?

新入社員だとそもそもそこまで分からない可能性もあるので、最初から転職エージェントに登録して声をかけておいて、「今、こういう仕事をしているのですが、これは他の企業でも応用の効く仕事になりうるでしょうか?」と相談しておくのは1つ良い手段かもしれません。

彼らエージェントは「何がアピールポイントになるのか?」を日々クライアント企業から聞いてはそれにあった人材を探すという仕事の人たちなので、知識の無いまっさらな新入社員よりかは遥かに知見がある存在だと思ってもらって構いません。

それでも不安であれば、複数の転職エージェントに登録しておいて、医者のセカンド・オピニオン的な感じに複数のところから意見を仰ぐのもアリです。

 

③他社の人と常に交流を持つ

当たり前ですが、1つのコミュニティでずっと過ごしていると、他の世界の人たちと比較ができません!

つまり、「自分のスキルや能力はこの会社の中でだけ通用するのか?この業界だけで通用するのか?それとも汎用的なポータブルスキルとしてどこでも通用するものなのか?」などといったメタ的な問いを常に自分の中で投げかけ続けられるようなコミュニティに属さないと、井の中の蛙で終わってしまう可能性が高いというわけですね。

このコミュニティというのは、オフラインでリアルに社外の人と会うのももちろんいいですし、Twitterなどで様々な業界の第一人者などをフォローしたりして「社外で何がどのレベルだと認められているのか」を知ることもいいかなと思います。

結局、常に自分を俯瞰して考えられる意識を持つことが大事

まとめるともうこれに尽きると思います。

常に俯瞰して自分の状態がどうなのかを考えられる人が1番会社に染まらない人かと。。

この記事に書いてあるようなことを理解して自分をメタ認知した上で、あえて今の会社に居続けるのもありでしょうし、転職しても起業してもいいと思います。

自分らしく生きていくことを念頭において、新卒入社する学生は頑張っていってもらえれば何よりです!