リモートワーク・フレックスタイムのメリットとデメリットについて

2018年3月4日

タイトルからお分かりの通り、現在リモートワークかつフレックスタイムで働いております。やることをやれば自由に生活していいという非常に自分に合った働き方だなぁと感じています。

しかし実のところ、この働き方を全員が全員できるかというとそうではないように感じてもいます。

今日は、リモートワークとフレックス制の働き方のメリットとデメリットを、大手企業・ベンチャー企業で働いた自分の経験から、これから働き方改革で犠牲者になるヒトや企業が増えないようにまとめたいなと思います。

大手メガベンチャーでの働き方

僕は、1社目がメガベンチャー的な会社で、仕組みのしっかり出来上がっているところで働いていたため、世間的に一般的な9:00-18:00の定時勤務で1年ちょっと働いていました。残業も20〜30時間程度で1日1時間くらい。

時間で管理されているので生活リズムは分かりやすいものの、毎日満員電車に乗ったり、単純に起きたら体調が悪かったりすることが多かったので、個人的にはすごくこの働き方は自分に合わないなと感じていました。

半分拘束型スタートアップでの働き方

2社目。その次に働いていたのはスクール事業がメインの教育系のスタートアップ。こちらは働き方は半分自由・半分拘束といったところでした。教育系でオフラインのスクール事業を行うと、どうしても夜の17時〜23時くらいは教室運営のために拘束されてしまいます(好きでやっていたので僕はその辺拘束されている感覚はありませんでしたが)。反面、午前中は定時という概念がないので、仕事の都合に合わせて起床時間を早めたり遅めたりすることができ、非常に前職よりもやりやすかったです。

完全フリーでのスタートアップでの働き方

そして現在3社目。冒頭に記載したように、完全に自由な働き方です。クライアントとの定例MTGや学生との面談など、すでに固定されている時間はもちろん生じますが、それ以外は期日までにやることを行えば、いつでもどこでも働いたり休んだりして良しなのです。

今はスタートアップなので、長期の旅行などは中々難しいですが、毎日の暮らしベースで言えば超高速で仕事を行って時間を生み出すことができます。また、逆にその生まれた時間でさらに仕事を進めることもできるので、これから人事の文脈から働き方や生き方を従来の世界の価値観から変えていこうと目論む私たちにとってはとても良い労働環境なのです。

リモートワーク・フレックスタイムのメリット

さて、ここまで書いてきた上で自分の感じるメリットを挙げていきます。

・どこでも働ける(wi-fiさえあれば)

家だろうがカフェだろうが海外だろうが、wi-fiさえあれば働けちゃいます。

(オフラインでのMTGや面談を除く)。自分がどこにいても成果さえ出せば、特に怒られるということもありませんので、気軽に遠くへ行くことができます。

もちろん、出先で何かあった時に対応できるようにWi-Fi環境は必須となりますが、とりあえず困ったらスタバに入っておけばなんとかなります。

・起床時間・就寝時間が自由

これがもしかしたら一番サラリーマンが求めている自由かもしれませんね。本当は夜型の人間なのに早起きを強いられたり、毎朝満員電車で体にも心にもストレスが溜まる生活で何年も過ごしたり…。フレックスタイムを導入するとそのような苦労は綺麗になくなります。

もちろんコアタイム的に10時〜16時は絶対に仕事しててねというルールもあるかとは思いますが、それがあったとしてもかなりストレスは減りますよね。無駄に気持ちをすり減らして、そのイライラを部下や同僚にぶつけたりすると、さらにそのぶつけられた側が誰かにぶつけたくなったり…と悪循環が生まれてしまいますので、このフレックスタイムのメリットは全員ができれば享受してほしいなと感じています。

・イベントや飲み会に行きやすくなる

僕は日本のロックバンドが大好きなのですが、特にライブイベントなどは平日夜に開催されることが多々あるのです。これは残業があるかどうかも分からない状態でずっと時間拘束されることを求められるサラリーマン時代にかなり不満に思っていたことでした。18時開場なのにどんなに早く仕事を上がっても18時までは働かなければならない理由が本当に分からずに、地味にイライラしていました。

もちろん、菅z年フレックスであれば日中に誰かとお茶をすることや役所に何かを提出しに行くことなどもより可能になるので、とても大きなメリットとなります。

リモートワーク・フレックスタイムのデメリット

・自分を律することができないと怠けてしまう

いつでもどこでも働ける自由は、反面で成果を出すという責任との両面性の上に成り立っています。家でダラダラしてしまって結局働く時間が9時17時の頃よりも結果的に多くなってしまった…なんて人は少なくありません。成果が出せないともちろん評価も上がらないので、給与も待遇もずっと同じか下がる一方…。

今の働き方をしていて、自分が真面目な人で良かったと心から思っています。

・働き方改革にコストがかかる

これは実は労働者でなく企業側のデメリットなのですが、企業側のコスト負担が大きくなる可能性があるということ。

具体的には、家で集中できない社員のために「カフェ代」「会社への定期代」などを払う必要が生じる、ということです。

特に創業期のベンチャーなどはルールが無い分自由ではありますが、反面であまりコストをかけられないことから「カフェ代は自分で出してね!」という企業も多くあります。(もし、フレックスがいいからってベンチャーやスタートアップに飛び込もうとしている方がいたら、絶対にこの点は確認するようにしてください)

・Wi-Fiの無い環境に行けない

当たり前ですが、仕事に関してPCからデータを送受信して行う人が大半だと思われます。その際に、電波がなければ仕事に全然なりませんよね?

そのため、Wi-Fiのあるカフェを探さなければならないというデメリットが生じます。(ポケットWi-Fiやテザリングを上限気にせず使える方は別。)

そのカフェを探す時間と移動する時間がコストになるので、ちょっと集中力が足りなさすぎる人はリモートワークはオススメできません。

ちなみにWi-Fiのあるお店に関してですが、チェーン店ならスタバ・タリーズ・ルノワールあたり。個人経営は沢山ありますが、オススメは新宿のCafficeや渋谷のピロー・カフェなど。Cafficeは名前から分かるように「Café+Office」で、電源+Wi-Fiが完備されている神のようなカフェです(単価750円で高い+混雑時は2時間制だけど)。

・相手のレスが遅い/自分のレスが遅くなってしまう

常にFacebookがログイン状態なベンチャー経営者などは除き、通常勤務のサラリーマンの方がフレックスタイムで働くと絶対にこの「レス問題」が生じてきます。緊急で確認したいことがあっても、相手は飲み会に行っていて反応できない。かといって、その飲み会に行っていることを特に咎めることもできないので、非常に難しい問題となっていきます。(真面目な人ほど、「常に仕事モードでいなきゃ!」と感じて、疲労がたまって辛くなっていく…というケースもよくあります)。

・MTG/打ち合わせが組みにくい

これは完全フレックス制で、コアタイム制度を導入していない場合に起きるデメリットです。誰がいつ予定を入れているかが分からないので、MTGや打ち合わせの日程調整が難しくなることが多々起こります。

Googleカレンダーを導入したりなんなりして、常に誰がいつ働いていて休んでいるのかを理解できるようにしておけば一応OKです。一応、というのは「プライベートのことまで報告したくないという人がいる場合」を指します。この問題は特に休むことを周りに知らせたらサボっているんじゃないかと勘違いする日本人に備わったDNA的な発想なので、未だにどのように解決すべきなのかは悩みどころではあります。もし、良い解決方法があったら教えてください。

まとめ

大手で働いた経験と完全リモートワーク・フレックスタイムで働いている経験から、いろいろとメリット・デメリットを今回まとめてみました。

結局、「自分を律することができるか」「デメリットを解決していく姿勢」があればメリットだけしか残らないので、真面目な人にはオススメです。とりあえず会社に行って終わる時間を今か今かと待っているような人は、成果だけ求められた時に仕事のできなさが露呈して悲しい結末を迎えることになりますので注意しましょう。